
「自分ブランド」で選ばれるペット葬儀社になる方法
こんにちは。
ペット火葬車・火葬炉の製作工場「ケルン」の濱田です。
ペット葬儀ビジネスを始める方から、よくこんな相談をいただきます。
- 「ホームページは作ったのに、思ったほど集客につながらない」
- 「他社と何が違うのか、自分でもうまく説明できない」
- 「価格と場所だけで比べられてしまっている気がする」
Google検索で「ペット葬儀」「ペット火葬」と検索すると、たくさんのペット葬儀社が並びます。
その中で「ここにお願いしたい」と選ばれているところには、例外なく “自分ブランド” があります。
この記事では、
- ビジネスとしてのペット葬儀で集客を安定させたい方
- ペット火葬車を導入して他社と差別化したい方
- 開業前に「自分ブランド」をしっかり作っておきたい方
に向けて、
大きなお金をかけずに、自分だけのブランドをつくり、集客を増やす具体的なステップ
を、実際の現場で見てきた事例をもとに解説します。
Youtube動画⇒https://youtu.be/MOKnE_gdltQ
この記事で分かること
- 「自分ブランド」がなぜビジネスの集客に直結するのか
- コンセプト・色・フォント・写真の選び方
- ペット火葬車・火葬炉の装飾や制服で世界観を整えるコツ
- WEBデザイナーに“自分ブランド”をうまく伝えるポイント
- Googleビジネスプロフィール・LINE公式などとの連動方法
- すぐに真似できる、自分ブランドづくりのチェックリスト
1. なぜ「自分ブランド」がビジネスの集客を左右するのか
ペット葬儀の依頼者さんは、多くの場合こう感じています。
「どこにお願いしたらいいか分からない」
料金表やサービス内容だけを見ると、どの葬儀社も似ているように見えてしまうからです。
その結果、「一番安いところ」「家から近いところ」だけで選ばれやすくなります。
しかし、実際に集客が安定しているペット葬儀社を見ると、
- ホームページの雰囲気
- ペット火葬車の見た目
- 色づかい
- フォント(文字の形)
- 写真のトーン
- 制服や身だしなみ
- 電話対応の言葉づかい
といった要素に、一貫した「世界観」があります。
この “世界観のセット” が、つまり 自分ブランド です。
2. 自分ブランドづくりの第一歩:一言コンセプトを決める
最初にやるべきことは、
「ペット火葬車による自分の訪問葬儀社を一言で表すと何か?」 を決めることです。
たとえば、こんなイメージです。
- 「家族みんなで見送る、あたたかい訪問ペット葬儀社」
- 「女性スタッフが寄り添う、やさしいお別れサポート」
- 「静かで落ち着いた時間を大切にする、シンプルなペットセレモニー」
ポイントは、難しいキャッチコピーをつくろうとしないこと。
自分が大事にしたい雰囲気・価値観を、そのまま言葉にしてみて、
一文にギュッとまとめる 感覚で構いません。
この「一言コンセプト」が、後の
- 色選び
- フォント選び
- 写真の雰囲気
- 火葬車の装飾
- 制服のテイスト
- ホームページのデザイン
すべての“軸”になっていきます。
3. カラー設計:安心感が伝わる「2〜3色」に絞る
次のステップは、色(カラー) を決めることです。
ペット葬儀の世界では、次のような色がよく選ばれています。
- 白、オフホワイト
- クリーム、ベージュ
- 淡いグリーン
- 淡いブルー
- やさしいラベンダー系のムラサキ
共通しているのは、「柔らかくて安心感のある色」であること。
反対に、
- 真っ黒を全面に使う
- 原色の赤を強く出す
といった配色は、どうしても強すぎる印象になりやすく、
ペットとのお別れを考えている方には少しハードに映ることがあります。
集客につながる色の使い方
集客がうまくいっているペット葬儀社は、
- ベースカラー(土台になる色)
- アクセントカラー(ポイントで使う色)
を合わせて2〜3色に絞り、
- ペット火葬車
- ホームページ
- チラシ
- 名刺
- 制服
など、すべてに共通して使っています。
例:
- ベース:白
- アクセント:淡いグリーン+ベージュ
これだけでも、
「やさしい雰囲気のあのペット葬儀社」
として記憶に残りやすくなります。
4. フォント選び:見た目で損をしないための最低限のルール
意外と見落とされがちですが、フォント(文字の形) は印象を大きく左右します。
よくある失敗は、
- 太くて角ばったゴシック体を大きく使いすぎて、
「激安!」な雰囲気になってしまう - 可愛い手書き風フォントを多用しすぎて、
大事な情報が読みづらくなっている
というパターンです。
おすすめのシンプルなやり方
私は、開業希望者さんには次の方法をおすすめしています。
- タイトル用フォント を1種類決める
- 少し柔らかい丸ゴシック体
- 落ち着いた明朝体 など
- 本文用フォント を1種類決める
- 読みやすい標準的なゴシック体
この2種類を決めたら、基本的に変えません。
- ホームページの見出し
- チラシのタイトル
- 名刺の屋号
- ペット火葬車のロゴ
などを、できる限り同じテイストで揃えます。
これだけでも、
「読みやすい」「落ち着いている」「きちんとしている」
という印象に変わり、結果的に ビジネスとしての信頼感・集客力 が上がります。
5. 写真の力:フリー素材より「自分たちの写真」が集客を呼ぶ
デザインが苦手な方ほど、
つい フリー素材の写真だけ で済ませてしまいがちです。
もちろんフリー素材が完全にダメというわけではありませんが、
実際に選ばれているペット葬儀社のサイトを見ると、次のような写真がしっかり使われています。
- 自社のペット火葬車の外観
- 火葬炉の上段に花を飾った様子
- スタッフの手元や花の飾り付け
- 制服を着たスタッフの写真
依頼者が知りたいのは、
「どんな人が、どんな車で来てくれるのか?」
という、具体的なイメージ です。
スマホで十分。撮影のポイント
高価なカメラは不要です。スマホで十分です。
- 晴れた日の昼間に撮る
- 背景がごちゃごちゃしていない場所を選ぶ
- 水平・垂直を意識してまっすぐ撮る
- 余計なものが画面に入りすぎないようにする
この基本だけでも、
ホームページ・チラシの印象が大きく変わります。
6. ペット火葬車と火葬炉周辺の装飾:小さな工夫で「お別れの空間」をつくる
全国のペット火葬車を見ていると、
集客やリピートがうまくいっている事業者さんの火葬車には、共通点があります。
ペット火葬炉の上段・再度の装飾
- 造花やプリザーブドフラワーを 控えめに 配置
- 濃い原色ではなく、淡いピンク・クリーム・グリーンなどを選ぶ
これだけで、車内が「作業場」ではなく、
小さなお別れのスペース になります。
サイドの装飾・ロゴ
- 自社ロゴや屋号を入れた マグネットシート を使用
- 直接ペイントよりコストを抑えられる
- デザイン変更も簡単
ここでも、前述の
- ベースカラー
- アクセントカラー
- フォント
を活かします。
小さな肉球マークや犬・猫のシルエットを添えるだけでも、
「ペット専門のやさしいサービス」であることが、一目で伝わります。
7. 制服・身だしなみ:清潔感は最大の“無言のメッセージ”
ペット葬儀は、人の葬儀と違って、
- セレモニー
- 火葬作業
を同じスタッフが行うケースが多いビジネスです。
そのため、火葬一回で服に油や灰がついたり、匂いが残ることもあります。
現場で実際に選ばれているスタイル
- 毎回洗濯できるスラックス
- ポロシャツやワイシャツ
- ジャンパーやカーディガンなど
白シャツやネクタイを使う場合は、
汚れたら迷わず買い替えられるよう 比較的安価なもの を複数用意しておくと現実的です。
私自身、ペット葬儀をメインで行っていた時期は、
ジャンパーを複数枚用意し、一日の葬儀後には必ず洗濯 していました。
「毎回、清潔な状態でお伺いする」
これは、ブランド云々以前に 最低限の信頼の土台 になります。
統一感のある制服例
- トップス:ネイビーのシャツやジャンパー(胸元に小さくロゴ刺繍)
- ボトムス:黒のパンツ
- 靴:黒や濃色で落ち着いたもの
女性スタッフが中心の現場では、
- 柔らかい色味のカーディガン
- 動きやすく清潔感のあるパンツスタイル
などを選ぶケースも多いです。
8. ホームページ制作を外注するときの「伝え方」が集客を変える
WEBデザイナーにホームページ制作を依頼する場合、
丸投げしてしまうと「よくある葬儀サイト」で終わってしまう こともあります。
最低限、次のことは事前に整理して伝えるのがおすすめです。
① 誰に選ばれたいか(ターゲット)
- 20代〜60代まで幅広く
- 共働きのご夫婦
- ペットを家族同然に思っているシニア世代
- 女性スタッフに依頼したい方 など
「特に力になりたい人」は誰なのかを、自分なりに言語化しておきます。
② どんな気持ちで見てほしいか
- 不安な気持ちを少しでも軽くしてほしい
- 安心して電話をかけられるようにしたい
- 料金・流れをシンプルに伝えたい
といった、閲覧者の感情面 もセットで伝えると、デザイナーさんもイメージしやすくなります。
③ 参考サイト・写真を渡す
- 「こんな雰囲気が理想」という参考サイト
- 自社のペット火葬車・スタッフ・花の写真
そして、
- 「暗すぎる雰囲気にはしたくない」
- 「文字が小さすぎるのは避けたい」
- 「ギラギラした広告っぽい雰囲気はNG」
といった NGイメージ も明確にしておくと、仕上がりのズレが減ります。
9. 情報を詰め込みすぎないことも集客のポイント
サービスづくりが上手いペット葬儀社のホームページを見ると、
実は 情報量が多すぎない ことが多いです。
- トップページで伝えているのは
- どんな想いでこの仕事をしているか
- どのエリアに出張できるか
- 料金の目安
- 依頼から当日までの流れ
- 連絡方法
など、「不安を減らすために必要な情報」に絞られています。
写真もやたらと多用するのではなく、
「ここぞ」という場所に きちんとした写真をピンポイントで配置 している印象です。
この “マイルドな情報の出し方” が、結果的に
「落ち着いた、安心できるペット葬儀社だな」
という感情を生み、問い合わせ・集客の増加 につながります。
10. Googleビジネス・LINE公式など「周辺ツール」も同じ世界観で
検索結果の中で似たような名前・料金のペット葬儀社が並んだとき、
最後のひと押しになるのが、次のような情報です。
- Googleビジネスプロフィールの写真・説明文
- LINE公式アカウントのアイコンやヘッダー画像
- チラシや名刺のデザイン
ここでも重要なのは、
- 同じ 色
- 同じ フォント
- 同じ 雰囲気の写真
で揃えることです。
「どこかで見たことがある」
という認知が積み重なると、
それ自体が “自分ブランド”による集客装置 になっていきます。
11. 飼い主さんの声が教えてくれる「自分ブランド」の効果
実際に飼い主さんから伺うお声の中には、こんなものが多くあります。
- 「ホームページの雰囲気が良かったので決めました」
- 「電話対応が丁寧だったので、安心してお願いできました」
- 「写真から“ペット好きな人”という感じが伝わってきたので依頼しました」
料金の話をする前に、
雰囲気・印象の時点で信頼を得ている ということです。
つまり、自分ブランドづくりは
不安な状態の飼い主さんが
「ここにお願いしてみよう」と一歩踏み出すための“きっかけづくり”
でもあります。
12. まとめ:まずは「色・フォント・写真」だけでも揃えてみる
ここまでの内容を、流れで振り返ります。
- 一言コンセプト を決める
- コンセプトに合った 2〜3色のカラー を決める
- タイトル用フォント と 本文用フォント を1種類ずつ選ぶ
- 自社のペット火葬車・火葬炉・スタッフの 写真をスマホで撮影 する
- ペット火葬車の 火葬炉の上段やサイドを自分なりに整える
- 洗いやすく清潔を保てる制服 を揃える
- これらを整理して、WEBデザイナーや印刷会社に伝える
すべて完璧にやろうとする必要はありません。
まずは、
- 色
- フォント
- 写真
この3つだけでも揃えてみると、
ホームページや名刺、ペット火葬車の印象が大きく変わり、
問い合わせのしやすさ・集客のしやすさ に直結していきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. デザインが苦手でも、自分ブランドはつくれますか?
はい、大丈夫です。
この記事で紹介したように、
- 色を2〜3色に絞る
- タイトル用と本文用のフォントを1種類ずつ決める
- 自分たちの写真をきれいに撮って使う
といった「ルール」を決めておくだけでも、
十分に“自分ブランド”として機能します。
専門的なデザイン知識がなくても、ルールを決めて、守ること が一番の近道です。
Q2. ロゴがまだ決まっていません。ロゴがないとブランドづくりはできませんか?
ロゴがなくても、自分ブランドづくりは始められます。
- コンセプト
- 色
- フォント
- 写真
- 制服や火葬車の雰囲気
これらが揃ってくると、「この葬儀社さんらしさ」が自然と見えてくるので、
あとからロゴをつくる場合も、方向性を決めやすくなります。
Q3. ペット火葬車・火葬炉の装飾は、どの程度やればよいのでしょうか?
基本的には、
- お別れの空間として落ち着いた印象になるか
- 作業性や安全性を損なわないか
を基準に考えると良いです。
造花の量が多すぎると作業しにくくなりますし、
派手な色を使いすぎると落ち着かない印象になることもあります。
迷った場合は、淡い色の花を控えめに からスタートすると失敗が少ないです。
Q4. デザイナーに頼まず、自分でホームページを作っても大丈夫ですか?
もちろん可能です。
ただし、自作する場合ほど、
- 色を絞る
- フォントを固定する
- 写真を厳選する
といった「統一感」が大事になります。
必要に応じて、
「トップページだけデザイナーに依頼し、残りのページは自分で増やす」
という方法もあります。
Q5. ペット葬儀ビジネスのブランドづくりを具体的に相談したいのですが…?
- ペット火葬車の装飾方法
- 色やロゴの方向性
- ホームページの世界観づくり
など、具体的なご相談があれば、
ペット火葬車製作工場ケルン として、全国の事例をもとにアドバイスを行っています。
お問い合わせ方法や詳細は、このブログの下部・お問い合わせページ・各種リンクをご確認ください。
ペット葬儀ビジネスは、ただ火葬をするだけの仕事ではありません。
飼い主さんが悩んだときに、
「あの優しい雰囲気のペット葬儀社さんに電話してみよう」
と思い出してもらえるかどうか。
その差が、ビジネスとしての集客・リピーター・紹介の数 の差になっていきます。
これから開業を考えている方も、
すでにスタートしていて「もっと選ばれる葬儀社になりたい」と感じている方も、
今日お伝えした小さなステップから、自分ブランドを育ててみてください。




