早期退職金の一部で始めるペット葬儀ビジネス|ペット火葬車でつくる第二の人生

退職資金で始めるペット火葬車による葬儀社開業

ペット火葬車製作工場ケルンの濱田です。
この記事では、早期退職を検討している方や、すでに退職金を受け取られた方に向けて、「退職金の一部を活用して、無理のない範囲で第二の仕事・第二の人生をつくる」というテーマでお話しします。

「このまま預金口座で減っていくのを眺めているだけでいいのか…」
「とはいえ、退職金を一気にビジネスに突っ込むのはこわい…」

そんなモヤモヤを抱えている方が、できるだけ現実的にイメージできるように、
・退職金との付き合い方
・ペット火葬車を使った訪問ペット葬儀というビジネスの特徴
・初期投資や売上のイメージ
・回収までのおおまかなロードマップ

を順番に整理していきます。

読み終えていただくころには、「退職金を一気に減らさず、その一部を少しずつ“仕事づくり”に変えていく」という考え方が、かなり具体的にイメージできるはずです。

Youtube動画⇒https://youtu.be/VSm2MALB3lQ


◆第1章 なぜ第二の仕事として「ペット葬儀社」なのか

まずは、「なぜ早期退職後の仕事として、ペット葬儀社という選択肢が現実的なのか」というところから整理してみます。

今の日本では、犬や猫はもちろん、うさぎ・小鳥・ハムスターなど、小さな家族と暮らすご家庭が本当に増えています。
そして多くの方が、「最後はきちんと送り出してあげたい」と考えるようになりました。

少子化で人の人口は減っていても、「ペットは家族だから、きちんとお葬式と火葬をしてあげたい」という気持ちはむしろ強くなっています。
景気や流行に左右されるビジネスとは違い、ペット葬儀は「生活の中の必要なサービス」として、比較的安定した需要が見込める分野です。

その中でも、ペット火葬車を使った“訪問ペット葬儀”は、ご自宅やご自宅近くまで伺って火葬を行えるという大きな特徴があります。
・高齢のご夫婦
・小さなお子さんがいるご家庭
・車を持っていないご家族

こうした方々にとって、「自宅まで来てくれるペット葬儀社」は、とてもありがたい存在になります。地域密着で続けやすいサービスだと言えます。

「自分のペースで働きたい」
「体力に無理をかけすぎず、それでも誰かの役に立つ仕事がしたい」

そんな早期退職後の働き方と、訪問ペット葬儀は相性が良いと感じています。


◆第2章 退職金を“一気に減らさない”ための考え方

次に大切なのが、「退職金との付き合い方」です。

早期退職金は、一生のうちで何度も手に入るお金ではありません。
だからこそ、「全部を一度に事業に使う」のではなく、守る部分とチャレンジする部分をきちんと分けて考えることが重要になります。

おすすめしているのは、ざっくりと次の3つに分けて考える方法です。

1つ目:「生活防衛資金」
万が一、ビジネスが思うように軌道に乗らなくても、数年間は生活に困らないだけの金額を確保しておく枠です。ここには手をつけないのが基本です。

2つ目:「将来のための資産」
老後の生活や、病気・介護などに備えるための資産です。
投資信託に回す方もいれば、あえて預金でしっかり持っておく方もいるでしょう。

3つ目:「第二の仕事づくりのためのチャレンジ枠」
ここが、新しいビジネスのために使う部分です。ペット火葬車の導入費用や、開業準備のための資金は、この“チャレンジ枠”の中から考えます。

ポイントは、このチャレンジ枠の中で「ここまでは事業に回してもいい」というラインを冷静に決めておくことです。
最初から100%を使い切るのではなく、「この範囲なら、もしうまくいかなくても生活が崩れることはない」と言える安全ラインを決め、その範囲内で勝負するイメージです。

退職金のすべてを賭けるギャンブルではなく、
「守るべきお金はしっかり守り、その一部を第二の仕事づくりに充てていく」
そんなスタンスが、心の負担を減らしながらビジネスに挑戦するうえでとても大切だと感じています。


◆第3章 ペット火葬車の“初期投資”はどう考える?

では、そのチャレンジ枠の中で、実際にどんな初期投資が必要になるのかを整理してみます。
ペット火葬車による訪問葬儀を始める場合、大きく分けると次の3つが柱です。

① ペット火葬車そのものの導入費用
ベースとなる車両と、そこに搭載するペット火葬炉、安全に稼働させるための各種設備一式です。
ここは、安全性と品質に大きく関わる部分なので、必要な基準をしっかり満たしたものを選ぶことが重要です。

② 開業準備にかかる費用
・名刺やパンフレット、チラシなどの営業ツール
・ホームページやGoogleビジネスプロフィールの準備
・必要に応じた行政手続きや各種保険の加入 など

ホームページも、今はテンプレートや低コストのサービスを活用すれば、最初から大きな費用をかけずにスタートすることができます。

③ 数ヶ月分の運転資金
・ガソリン・高速代
・骨壺やお別れ台などの消耗品
・広告や集客に必要な実費

開業した直後から予約が埋まるケースは少ないため、「売上がまだ安定しない時期を支えるお金」として、数ヶ月分は余裕を見ておくと安心です。

ここで大事なのは、「すべてを最高ランクで揃えない」ということです。
安全性・品質に直結するペット火葬車本体やペット火葬炉にはしっかり投資しつつ、それ以外の部分は“必要最低限からスタートする”という考え方がおすすめです。

・立派な事務所をいきなり構えない
・開業初期から過剰な広告費をかけすぎない

こうした工夫をすることで、退職金からの持ち出しを抑えつつ、「軌道に乗ってから順番にバージョンアップしていく」という現実的な進め方ができます。


◆第4章 売上のイメージと、1日の仕事量

次に気になるのは、「実際にどのくらいの売上になりそうか」というイメージだと思います。

地域・料金設定・集客にどこまで力を入れるかによって変わりますが、ペット葬儀のお仕事は、1件あたりの単価が数万円前後になるケースが多いです。
火葬だけでなく、お別れのセレモニーやお骨上げのサポートまで含めて、「最後にきちんと送り出してあげられた」と感じていただける時間を提供します。

一例として、イメージしやすいように書いてみます。

・平日は1日2件前後のご依頼
・土日や繁忙期は、1日で4〜5件ほど対応する日もある

このくらいのペースでも、1ヶ月を通して積み上げていくと、一定の売上規模になっていきます。

もちろん、開業直後からこのペースになるわけではありません。
最初の数ヶ月は、
・チラシ配布
・ホームページやGoogle検索からの問い合わせへの対応
・動物病院、お寺、トリミングサロンなどへのご挨拶

といった「認知を広げる時期」になります。

ここで大切なのは、月単位だけでなく「1年間を通して考える」という視点です。
ペット葬儀には、忙しくなりやすい時期と、落ち着く時期があります。季節の波も見込んだうえで、「年間でどのくらいの件数を目標にするか」を考えておくと、気持ちにゆとりが生まれます。

退職前の年収と、いきなり同じ水準を目指す必要はありません。
・「年金+α」
・「預貯金を減らさず、少しずつ増やしていく」

といったラインからスタートし、そこから徐々に件数と売上を積み上げていく。
早期退職でまとまった資金がある方だからこそ取れる、腰を据えた育て方だと思います。


◆第5章 退職金の一部を“回収する”までのロードマップ

続いて、「退職金の一部を使ってペット火葬車を導入し、それをどのように回収していくか」を、時間軸でイメージしてみます。

① 準備期間(数ヶ月を想定)

この時期にやっておきたいのは、
・ペット葬儀という仕事の内容を知る
・ご家族とよく話し合い、働き方のイメージを共有する
・ペット火葬炉の大きさやベース車両の種類を検討する
・退職金も含めた資金計画を立てる
・開業エリアやターゲット層(どの地域・どんな方々に向けるか)を決める

この段階でイメージを固めておくことで、開業後のブレを減らすことができます。

② 開業〜半年くらいまで

この時期は、
・Googleマップやホームページ経由での問い合わせ
・知人の方や、動物病院・お寺・トリミングサロンなどへのご挨拶
・1件1件のご依頼に、丁寧に対応していく

といった積み重ねの時期です。

正直に言うと、最初の3ヶ月〜半年は「待ち時間が多い」と感じる日もあります。
しかし、その時間を

・サービス内容や段取りの改善
・ブログやSNS発信の準備
・地域の方に知ってもらうための活動

にあてられるかどうかが、その後の差につながります。

③ 半年〜1年、そして2年目へ

半年を過ぎたあたりから、少しずつ変化が出てきます。

・一度ご依頼いただいたご家族から、別のペットでも再びご依頼が来る
・「友人から聞いて」「口コミで知って」といった紹介が増えてくる
・動物病院やトリミングサロンからの継続的な紹介が入る

こうしたリピートや紹介が積み重なることで、1年目の後半〜2年目にかけて、グッと安定感が増してきます。

退職金の一部を使った初期投資も、「何ヶ月で完全に取り返すか」だけでなく、「2〜3年のスパンで見たときに、生活全体にどれくらいプラスを生み出しているか」という視点を持つと、現実的なロードマップが描きやすくなります。

焦らず、コツコツと育てていく。
それが、ペット葬儀というビジネスを長く続けるための、いちばん現実的なスタイルです。


◆第6章 早期退職者だからこそ活きる“強み”

ここまで読んでいただき、「興味はあるけれど、自分に務まるだろうか」と不安を感じた方もいらっしゃると思います。

ですが、早期退職を経験された方には、ペット葬儀の現場でそのまま活かせる大きな強みがいくつもあります。

1つ目は、「社会人としての基礎力」です。
長年の会社員生活で身についた、
・時間を守る
・丁寧な言葉遣い
・段取りよく物事を進める力

これらは、そのままご家族の安心感につながります。

2つ目は、「人の気持ちを汲み取る力」。
部下の育成や、お客様とのやり取り、上司や同僚との関係づくりのなかで、
・話を聞く姿勢
・相手の表情から気持ちを読み取る力

が自然と身についているはずです。
大切な家族とのお別れの場面では、この“寄り添う力”がとても大きな価値になります。

3つ目は、「時間の使い方を自分で決められること」。
・平日の昼間に動ける
・早朝や夜の依頼に、体力と相談しながら対応できる

こうした自由度は、会社員時代にはなかなか得られなかったものではないでしょうか。

ペット葬儀の仕事は、「若い人でないと務まらない仕事」ではありません。
むしろ、落ち着いた大人の雰囲気や、人生経験のある方にお願いしたい、というご家族は多くいらっしゃいます。


◆第7章 リスクとの向き合い方と、現実的な働き方

もちろん、良い面だけを見て決めるのはおすすめできません。
ペット葬儀の仕事にも、向き不向きがありますし、決して楽なことばかりではありません。

・ご家族の感情に触れる場面が多い
・真夏や真冬の火葬では、体力も消耗する
・夜間や早朝のご依頼が入ることもある

こうした現実も踏まえたうえで、「自分にとって無理のない働き方」を最初から設計しておくことが大切です。

例えば、
・対応する時間帯の上限を決めておく
・休みの日をあらかじめ決めておく
・ご家族の生活リズムとどう折り合いをつけるかを話し合っておく

といった“ルールづくり”をしておくことで、心身の負担をコントロールしやすくなります。

私自身がペット葬儀を行っていた頃は、電話受付は24時間にしていましたが、実際のご訪問は翌朝以降に調整するなど、無理のない形を工夫していました。
一日あたり複数件のご依頼をいただく日もあり、平均単価やエリアによっては、1日の売上が10万円を超えることも珍しくありません。
利益率の高いビジネスモデルであることも、ペット火葬車による訪問ペット葬儀の特徴です(あくまで一例であり、地域や料金設定によって大きく変わります)。

大事なのは、「自分なりの基準を決め、その範囲の中でできるだけ丁寧に向き合う」という姿勢です。
退職金をビジネスに使うとなると、「失敗したらどうしよう」という不安が先に立ちますが、守るべきお金は守り、そのうえで“チャレンジ枠”の中だけで挑戦することで、リスクはかなりコントロールできます。

そのチャレンジを、「社会の役に立つ仕事」に向けていく。
ペット火葬車による訪問ペット葬儀は、そのひとつの具体的な選択肢だと考えています。


◆第8章 まとめと、これから考えていきたいこと

最後に、この記事の内容を簡単にまとめます。

・早期退職金は、「守るお金」と「第二の仕事づくりのためのチャレンジ資金」に分けて考える
・ペット火葬車を使った訪問ペット葬儀は、景気の波に左右されにくく、地域で必要とされやすい安定ビジネスになりやすい
・初期投資は「ペット火葬車本体」「開業準備費用」「数ヶ月分の運転資金」を、背伸びしすぎない範囲で組み立てる
・売上は、1件あたりの単価と件数を掛け合わせ、月ではなく“年間トータル”でイメージすると現実的
・投資回収は「数ヶ月で一気に」ではなく、「1〜2年かけてじっくり育てる」イメージで考える
・早期退職者が持つ経験値や人柄は、ペット葬儀の現場で大きな強みになる

もしこの記事を読んで、
「自分にもできるかもしれない」
「退職金の一部を使って、こういう第二の仕事をつくるのはアリかもしれない」

と感じていただけたら、具体的な数字感や車両仕様、開業エリアの相談など、もう一歩踏み込んだお話もしていけると思います。

ケルンでは、ペット火葬車・ペット火葬炉の製作だけでなく、
・どのくらいのチャレンジ枠で始めるのが現実的か
・開業までに何を準備しておくと安心か
・実際の現場でどんなことが起きるのか

といった部分まで含めて、できるだけ具体的にお伝えするようにしています。

早期退職を“終わり”にするのではなく、
「第二の人生のスタートライン」に変えていく。

退職金を、ただ減っていくお金として眺めるのではなく、
地域のペットとご家族の役に立つ仕事に、少しずつ形を変えていく。

そんな選択肢のひとつとして、ペット火葬車によるペット葬儀ビジネスを、じっくり検討してみていただければ嬉しく思います。

具体的なご相談やご質問があれば、お問い合わせフォームやLINE・お電話などから、いつでもお気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人