60代から始めるペット火葬車による葬儀ビジネス|定年後も続けられる地域密着の仕事とは

こんにちは。
ペット火葬車・火葬炉の製作工場「ケルン」の濱田です。

結論からお伝えすると、ペット火葬車を使った訪問ペット葬儀は、60代からでも十分に始められる「定年のない仕事」です。
体力よりも、会社員として積み重ねてきた経験や、年齢からくる落ち着き・包容力がそのまま武器になります。

この記事では、

  • 60代からペット葬儀ビジネスは本当に現実的なのか
  • 定年後の仕事としてどのくらい続けられるのか
  • どうやって地域に根付いたペット葬儀社になっていくのか

といったポイントを、現場目線でお話ししていきます。

Youtube動画⇒https://youtu.be/dKrKKSsn8fE


Q. 60代からでもペット葬儀ビジネスは始められますか?

A. はい、60代からでも十分にスタートできます。

私のところには全国からペット葬儀ビジネスに関するご相談が届きますが、その中でも特に多いのが50代後半~60代の方です。
実際に、60代からペット火葬車で訪問ペット葬儀を始めて、数年かけて地域にしっかり根付いたペット葬儀社として活動されている方もいます。

「定年退職したあと、年金だけでは不安だから、もう少し自分で稼げる仕事が欲しい」
「どうせやるなら、人に喜んでもらえる仕事がいい」

そんな想いを持った方には、訪問ペット葬儀はとても相性の良い仕事です。


Q. 体力的にきつくないですか?シニアでも続けられますか?

60代から新しい仕事を考えるとき、真っ先に出てくる不安が「体力」の問題だと思います。

ペット火葬車の仕事には、ペットをお預かりしたり、お骨壺をお渡ししたりという場面はありますが、依頼の中心となるのは小型犬・猫・うさぎ・ハムスターなどです。
一日中、重い荷物を運び続けるような肉体労働ではありません。

大型犬のご依頼が入ることもありますが、その場合は事前に体重や状況を伺い、ご家族にお手伝いをお願いしながら、無理のない方法で対応することができます。「大型犬だから絶対に無理」というわけではなく、ほとんどの飼い主さんが自身で火葬炉までお連れするか、二人で連れていく事が通常となるので心配ありません。

むしろ現場で本当に大事なのは、目の前の飼い主さんと向き合う事です。
ペットを見送る瞬間、飼い主さんはどうしても感情が揺れます。そのときに、落ち着いて話を聞き、ゆっくり説明し、そっと寄り添えるかどうか。
ここで活きるのが、長年の社会人経験や人生経験からくる「安心感」と「包容力」です。

若いスタッフでは出しづらい雰囲気を自然にまとえるのは、60代以上の方の大きな強みです。


Q. 60代から始めても、お客様はちゃんと来ますか?

これもよくいただく質問です。
ペット葬儀の仕事は、全国区の有名店にならないと成り立たないビジネスではありません。むしろ、**自宅から半径十数キロ圏内のエリアで、じっくり信頼を積み重ねていく「地域密着ビジネス」**です。

訪問ペット葬儀は、ご自宅や指定の場所までこちらから出向くスタイルなので、

  • 高齢の飼い主さん・ご家族にとって移動の負担が少ない
  • 車や公共交通機関の手配が難しい方でも相談しやすい

といった利点があります。
「家まで来てくれて助かった」という声が、そのまま口コミや紹介につながっていきます。

最初から一気に件数が増えるわけではありませんが、信頼をコツコツ積み重ねていくことで、1件が2件、2件が3件と、紹介とリピートが増えていくのが、この仕事の特徴です。


Q. 地域に根付いたペット葬儀社になるには、どう集客すれば良いですか?

派手な広告を一気に打つ必要はありません。
大切なのは、地域の中で「何度も目にする存在になる」ことです。

たとえば、道路沿いの小さな看板や案内板は、とても地味ですが効果の高い広告です。
大通りでなくても構いません。費用を抑えられる裏道の看板でも、毎日通る人の目に触れ続けることで、

「そういえば、あの道にペット火葬の看板があったな」

と、記憶の片隅に刻まれていきます。いざ愛犬・愛猫を見送る場面で、その記憶がフッと蘇り、問い合わせのきっかけになります。

郵便局の広告枠や、市役所・役場の広報誌の広告欄も、地域ビジネスと非常に相性の良い媒体です。
「地域のペットのお見送りをお手伝いします」といった落ち着いたメッセージを添えれば、特に年配の方にも安心感を持って見てもらえます。

さらに、今の時代に外せないのが Googleマップへの登録とクチコミ です。
写真やサービス内容を分かりやすく掲載し、実際にご依頼いただいた方に、無理のない範囲でクチコミを書いていただく。それを地道に続けることで、地元での信頼度が一気に高まります。

昔ながらの紙のチラシも、地域ビジネスではいまだに強い味方です。
ポストに入っていたチラシを冷蔵庫に貼って、「もしもの時の連絡先」として保管してくださる方も多いです。特に高齢の飼い主さんは、スマホより紙を手元に残す習慣があります。

チラシには、細かい料金表をびっしり書くよりも、

  • どんな人がこの仕事をしているのか(顔写真やひと言メッセージ)
  • ペット葬儀の流れがざっくりイメージできる説明

を丁寧に書いておくと、「この人に相談してみよう」と思っていただきやすくなります。


Q. 実際の一日の流れは?定年後の働き方としてキツくありませんか?

訪問ペット葬儀の一日は、会社員時代のように、朝から晩までスケジュールがきっちり埋まっていることはあまりありません。
依頼の入り方は日によって変わりますが、基本的には自分で時間の使い方を調整できます。

平日は午前中だけ対応し、午後は事務作業や休息にあてる。
土日は集中的に予約を受けて、平日をゆったり目にする。

そんなふうに、自分の体力や家族の予定に合わせて、仕事のペースを決められるのが大きな特徴です。

金額や条件によっては、少し離れたエリアからのご依頼を受けることもあります。
そのときに、帰り道で温泉に寄ってくることもできますし、ご当地グルメを楽しんでから帰ることもできます。
「ガチガチに時間に縛られるのではなく、でも人の役に立ちながら収入も得られる」──そんな働き方を目指せるのが、訪問ペット葬儀の魅力です。


Q. 開業するには、何から始めれば良いですか?

60代からの起業となると、どうしても「何から手をつけていいか分からない」という不安が出てきます。
開業までの流れは、おおよそ次のようなイメージです。

まず最初は、情報収集です。
ペット葬儀ビジネス全体の仕組みや、ペット火葬車・火葬炉の特徴、必要な手続きなどを知るところから始まります。
電話やオンラインで説明を聞いたり、ブログ・動画で事例を見たりしながら、「自分の生活にどのように組み込めるか」をイメージしていきます。

次に、資金計画を立てる段階に進みます。
どのくらいのペースで仕事をしたいか、どのくらいの期間で初期費用を回収したいかを考えながら、無理のないラインを決めていきます。
「せっかくやるなら一気に大きく投資する」という考え方もありますが、60代からの起業では、「背伸びしすぎない計画」をおすすめしています。

そのうえで、ベース車両とペット火葬炉の仕様を相談しながら決めていきます。
山間部が多いか、平地が多いか、駐車スペースが狭い場所が多いかなど、地域の特徴によって向いている車種は変わります。ここは、実際に多くの車両を製作してきた側の意見を聞きながら進めた方が安心です。

さらに、営業エリアと屋号の決定も重要です。
地元でやるのか、今住んでいるエリアを中心にするのか、あるいは移住先で腰を据えるのか。エリアをはっきりさせることで、広告の打ち方や自治体との関わり方が見えてきます。

屋号は、難しい横文字の名前よりも、地域名や「ペット葬儀」「ペットメモリアル」といった言葉が入っていて、一目見て内容が分かるものの方が、地域の方に覚えてもらいやすいです。


Q. 何歳まで続けられるビジネスですか?定年はありますか?

ペット葬儀ビジネスには、会社のような定年はありません。
自分の体調と相談しながら、70代でも80代でも、自分のペースで続けることができます。

もちろん、夜間の連絡や繁忙期の複数件対応など、体に負担がかかる場面もあります。
しかし、受けられる件数や時間帯を自分でコントロールできるのが、会社員時代との大きな違いです。

「無理してでも全部受ける」のではなく、長く元気に続けることを前提に、「今の自分に無理のない働き方」を設計していくことが大切です。


どんな人に向いているか

60代からのペット火葬車ビジネスは、次のような方に特に向いていると感じています。

  • 人の話を聞くのが苦にならず、落ち着いて対応できる方
  • ガツガツした営業より、誠実な対応で信頼を積み重ねたい方
  • 老後の資金不安を少しでも軽くしながら、社会とのつながりを持ち続けたい方
  • 「ありがとう」と言ってもらえる仕事を、第二の人生の軸にしたい方

ペット葬儀の現場では、60代という年齢はマイナスではなく、「安心感」という大きなブランドになります。
白髪まじりの落ち着いた雰囲気だからこそ、「この人になら任せたい」と感じていただける場面は多くあります。


まとめ|60代からの現実的な選択肢として

60代から何か新しいビジネスを始めるとなると、どうしても不安が先に立ちます。
ですが、ペット火葬車を使った訪問ペット葬儀は、**「体力よりも、人柄と経験が評価される仕事」**です。

  • 定年がない
  • 自分のペースで働ける
  • 地域で感謝されながら収入を得られる

という点で、シニア起業・定年後の仕事として、十分に現実的な選択肢になります。

私は、ペット火葬車・ペット火葬炉の製作を通して、これから始める方のサポートを行っています。
「本当に自分にもできるのか」「どのくらいの規模で考えればいいのか」といった段階のご相談でも大丈夫ですので、気になることがあれば、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

第二の人生を、「誰かに感謝される仕事」として始めたい方へ。
訪問ペット葬儀という働き方を、ぜひ一度、真剣に候補のひとつとして考えてみていただけたら嬉しいです。

この記事を書いた人